私は今日、一線を超えたことをここに告白しなければなりません。
7月21日、渋谷で行なわれたモーニング娘。’14個別握手会にて、私は初めて小田さくらさんの御手に触れるという光栄に浴してきました。
私がこれまで選択してきた個人的なアイドル応援スタイルは、
・入手可能な限りの音源・映像作品を買う
・極力グラビアの掲載雑誌を買う
・グッズを買って事務所にお布施する
・たまに節目のコンサートに行く
というもので、「握手会に行く」というのはなかったんですけど、とうとうルビコン川を渡ってきました。
(ちなみに予めお断りしておきますが、今回結構長いです。あと多分過剰なこと書いてます。キモいこと書いてる自覚はありません。)
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今、行こうと思った理由
某アイドルの握手会襲撃事件以来、握手会やファンイベントに関する風向きや事務所のスタンスも変わりつつあり、今のところは警備の厳重化ということで乗り切ろうとしているようですが、いつどうなるか分かりません。
今後の人生において、私が握手会以外で小田ちゃんと夢のゼロ距離接触をしたり1対1で対話をしたりするシナリオを考えてみた場合、
・地方ラジオ局の人気DJになる
・映像化される漫画、小説原作を手がける
・グラビアを手がけるカメラマンになる
・UFPに就職してマネージャーになる
・衣装、PA、舞台設営など裏方スタッフになる
・握手会の剥がしスタッフになる
・ハロショでバイトする
といったところで、どれもあまり現実的ではありません。(一応下に行くほど現実的になると共に距離が生じる)
となると、今のうちに握手会に行っておかないと、もう一生接触機会は訪れないのではないか?そう思ったのがきっかけです。
あとは、一度小田ちゃんの握手というのがどういうものか体験して、語る言葉を持っておかないと、小田さくら普及委員会として片手落ちなのではないか?という思いもありました。
だって小田ちゃんって、握手会の前はいつもブログで「明日は握手会 楽しみ!」って書いてますよね。私のイメージでは、アイドルにとって握手会ってファンサービスの為に義務的に取り組む、それほど気乗りのしない仕事なんじゃないか、と思っていたのです。
しかし、現在のアイドル業界はもはや握手会抜きでは成り立たない。そして小田ちゃんはその握手会が「楽しい」という。
どういうことだ?
歌は最高、ダンスも実力派、見た目はエース級、スタイルも良し、これで握手会まで楽しくこなすとしたら、アイドルとして、モーニング娘。として完璧すぎるじゃないですか!
というわけで、今回はじめてアイドルの個別握手会というものに参加してみました。
すべて存在するものは神のうちにある
すべて存在するものは神のうちにあり、神なくしては何ものも存在しえず、また理解もされない。
―― スピノザ
よく握手会に初めて参加した人から聞く言葉として、
「想像していたよりずっと(可愛かった|小さかった|白かった|輝いていた)」
というのが定番ですが、実際に目撃した小田さくらさんは、思っていたのよりずっと可愛らしくて、小さくて、白く光り輝いていました。あと何かいい匂いがした。
そしてあの、鈴を転がすような美声が、全世界中で、今、60億分の1の私のためだけにその涼やかな唇の端から溢れている。ほんの8~9秒が永遠にも思える至福の瞬間…!
日本には古来、「八百万の神々」と称して、自然や祖霊、動物から身の回りの品々に至るまで、色々な所に神の存在を見出してきました。例えば雪の結晶の神秘的な幾何学模様のように、あまりに完璧に美しい存在には、そこに神の存在を想像せざるを得ません。人の作るものでも、あまりに美しい芸術作品には神が宿ります。
例えて言うなら、ルーブル美術館で『グランド・オダリスク』を見た時のような、あるいは薬師寺で薬師三尊像を見た時のような、あるいは初めて付き合った女の子が見せてくれた笑顔のような、「あ、俺この瞬間のこと多分一生忘れないわ」と瞬間的に理解できる感覚、神の宿る瞬間。
この日握手した小田さくらちゃんの、触れると壊れてしまいそうな可憐さと天から降ってくるような美声とは、私にそうした種類の強い衝撃的な感動と、神の関与に対する確信とを抱かせざるを得ない領域のそれでした。
動物何が好きですか? たこ焼き何をかけますか?
さて実際の握手でのやりとり、小田ちゃんの言葉はここには書きません。一対一の会話で賜った言葉をホイホイとネットに書くのは一種の背信行為のようなものですし、何よりもったいないからです! (あと後述の理由により「質問」をしていないので、特に情報として書くことがありません)
代わりに、私から小田ちゃんに伝えたメッセージはこんな感じです。
・小田さくらちゃんの魅力の普及に微力を尽くし応援し続けます
・最終審査の『Be Alive』の歌声で虜になりました
・歌はもちろんですけどダンスもしなやかな動きがとても魅力的です。
・小田ベチカ、『リリウム』最高でした。1曲目から鷲掴みされました。
そりゃ私だって個人的に小田ちゃんに聞いてみたい質問は山ほどありますが、朝から続く握手会の長丁場で、その場でしか使われない質問で無駄に考えて脳のリソースや神経を使わせたくない、ので、余計なこと聞かないのは握手をさせていただく身としてせめてもの礼儀かな、と。(質問する人批判ではありません。私の個人的な考えです)
という訳で、自分の伝えたいことばっか話して、相槌と御礼のお言葉をいただいて帰ってきました。あ、合計三回巡ったのですが、三回目であることを覚えていてくれました。すみません、記憶力を無駄に使わせてしまってすみません!
小田ちゃんの印象
あと何だかフローラル系のとてもいい匂いがしました…。あの儚くも神々しいナマのアイドルオーラに触れた今では、あの匂いが香水ではなく、選ばれしアイドルが自然に発する体香だったとしても私は一向に驚きません。あと同じように感じた人は他にもいたようで、出てきてから手の匂いを嗅いでいる人を見かけました。
手はほっそりしていて、少し温度が低く、ややしっとりと湿り気を帯びていました。この手のひらの状態からは若干の緊張状態にあることが見て取れますが、不特定多数の人と朝から握手し続けるのってそりゃ精神的に疲れて緊張もしますよね。でも小田ちゃんは常にニコニコとしてくれて、私のどうでもいい話にも笑顔で楽しそうに相槌を打ってくれました。
なるほど確かに、小田ちゃんは握手会をも楽しんでいる。(ように見える)
小田ちゃんは、歌、ダンス、TV収録、雑誌出演、ブログ更新、そして握手会と、現代アイドルに必要とされるすべての要素を楽しくこなせる、あやや以来のアイドルサイボーグ、いえアイドル天使、アイドル伝説と言っていいのではないかと思いました。
今日分かったこと
- 小田ちゃんは神々しい
- 小田ちゃんはいい匂いがする
- 小田ちゃんは改めてかわいい
- 小田ちゃんは視線で相手の心拍数を上昇させることができる
- 小田ちゃんはイメージしている半分くらいの大きさ
- 小田ちゃんはモーニング娘。になるために生まれてきた
今日のフローラルはバラかな、私のときはリリウム曲をデュエットしてくれました\(^_^)/
デュエットなんて…そんな…!?
管理人さんが今後の日常生活を無事にやっていけるのか心配になります!
もしルビコン川を渡ってしまったらどうなるかわからないと思って踏みとどまっていましたが、これを読んでしまったらどうしようと考えてしまっています。
>
あまりに強烈な体験なので、これが常習的になってしまったらやっていけなくなるかもしれません!
>
渡ってみないと分からないこともありますが、私から「渡った方がいい」とは言いません…
へっへんたっry
嘘です!いいじゃないですか、一線くらい超えたって!
これから何百線もあるんだから!←
しかしゼロ→1の大きさは
1→100でも200でも及ばない大きな意味がありました…
半分くらいの大きさというのは気になりますね
『魁!男塾』において大豪院邪鬼が実際の大きさの数倍に見えるのと同じような現象が生じていたものと思われます
わろたww
舞い上がりすぎo(^∇^)o
でも誰もが通る道だねっ
天にも昇る心地、ってこういうことかぁと思いました(゚∀゚)
手の匂いを嗅いでる人を見かけたでワロタ
偶然ですが僕も管理人さんと同じく、昨日初めてさくらちゃんと握手してきましたよ!
ブースに入った時、僕がガチガチに緊張しているのを察してくれたのか
さくらちゃんの方から「こんにちわ」と声をかけてくださいました。
僕は2周して今はさゆ推しだけど卒業したらさくらちゃんを一推しすることを伝えてきました。
強く握れば壊れてしまいそうな小さな手は印象的でしたね。
たしかに少ししっとりしていました笑
おお…いい話です
しかも偶然にも同日!
道重さんに次いで推し甲斐のあるメンバーだと思いますよ!
管理人さんのせいで、元い、おかげで、これから陸続と一線を越える人が現れてくるんじゃないでしょうか。
私はカエサルに…
そして暗殺される……(笑)
サクサクポンポンタスよお前もか!
さくら帝国の礎となって死んでいくのですから、普及委員会委員長としては本望でしょう(笑)
記念の銀貨は無理でも、ガチャガチャぐらいは有志が作ってくれるかもしれません。
そう言えばカエサルも文筆家でしたね。
今回もまさに珠玉の「来た・見た・握った」初体験記。
いつもながらお見事です。
おじさまの初体験!!? (^_^)
私は握手会会場には数回行ったことがあるのですが、基本小学生の娘2人の引率者なので、私自身さくらちゃんと握手したのは1回だけです(チケットは娘たちに取られてしまうので)。
私も小さい方なので小ささはあまり感じないのですが、第一印象は目力が強い!
そしてしゃべり声まで歌うようで美しくカワイイ、まあホント声が素晴らしいです。
道重リーダーがべた褒めするのがわかります。
ああ、そうなんですよね!
「分かったこと」に
>小田ちゃんは視線で相手の心拍数を上昇させることができる
という項目を付け加えました
本当にあの声は天性のもの、文中の表現を再度使うなら神の宿る声としか言いようがありませんね。
女性から見ても目力強いですよね。あの目で上目使いさらたらドキッとします。
ODATOMOで競演した暴君キャラの金澤さんも、さくらちゃんの目力にドキッとするって言ってますね。
http://youtu.be/IcVTglC8nrM?t=55s
やばい!!!
管理人さんのリポートすごいんです!!
もう…できれば私も握手感に参加したいんですORZ
何か人生の中で小田ちゃんの握手会に参加しないと損するな感じです!!!
いやあ…本当にすごい!ヤバい!体験でしたよ…
日本観光旅行に訪れる際は、次回の握手会開催スケジュールのご確認をお忘れなく!
(これのために来日しても後悔はしないかもしれませんが、あえてお勧めもしませんw)
正直言いますが、本気でこれのために日本へ行くと真剣に考えましたwwww
考えることだけですけどwww
小田ちゃんに見つめられるだけで恥かしくなる!!(〃∇〃)と…勝手に想像しましたwww
初めまして。
このブログを読んだときにびっくりしました。
表現が大げさだったとしても同じ境遇の方がいらっしゃるんだなって。
なんせ私も初めて昨日の握手会に参加し同じ想いを描きました。
なんかそれだけで嬉しくなりました。
私は主にコンサートにしか行かないのですが、出来る限り応援していこうと思います。
そういえば、昨日の会場で手の匂いを嗅いでいたのは私かもしれません。
さくらまんかいさんは私の文章を完全に自分の体験と重ねあわせて読んでもらえたということで、嬉しいですね!
小田ちゃんの応援と同時に、当委員会も今後共よろしくお願いします。
いい匂い、しましたよね(笑)
あのー、管理人さん本職ライターさんでしょ?w
いやあ~、使っていただけるところがあるならいくらでも書きますけどね!
(小田ちゃんとモーニング娘。のことしか書けませんが(笑)
あれっ、「グランド・オダリスク」って確かあの絵じゃとおもって検索したらやっぱりそうでした。まあ、小田ちゃんも雰囲気はありますがちょっと妖艶すぎでは….
自分は西脇順三郎の「天気」の冒頭を連想しました。
(覆された宝石)のような朝
もしくはその典拠であるキーツの「エンディミオン」の
…a youthful wight
Smiling beneath a coral diadem,
Out-sparkling sudden like an upturnd gem,
Appeard…
やっぱり後光がさしてますね。
後光がさしている感は異常!
うそーっ! そんなのだめだよー!
>
「ODAリスク」ということですw
ルーブルの2大美女の片方ですし
>
meninaweideさんは博識ですねえ
「(覆された宝石)のような朝」
なるほど…分かる気がします
>
後光さしてましたね!眩しかったです。
>
先に言われたw
小田ちゃんと握手するとハマってしまうから、ODAリスク(ODA risk)?
新たな小田ちゃんの別称ですね。
小田ちゃんとは2回握手したんだものね
それは良かったですね
視覚と聴覚によって認識していた「小田さくら」という存在を、嗅覚と触覚まで体感できたのですから、より脳内にハッキリとさくらちゃんを認識できたワケです。
もうコレはおめでとうございますとしか言いようがない。
さくらちゃんとの握手はきっといい経験
になったのでは?
アイドルと一定の距離を保つのも大事ですが、触れてわかることもたくさんありますよね♪
『モーニング刑事』でアキバの帝王が語っていた
「アイドルは 遠くにありて 思うもの」というのもやはり真理だと思っているのですが…
ともあれありがとうございます。あれは祝福の体験でした。
自分も一回だけさくらちゃんと握手しましたが、可愛いかったのは覚えてますが、自分も握手会自体初体験(というか、現在のところ最初で最後)だったので、かなり緊張していたようで、あまり記憶が定かではなくて・・・w
それで普通だと思います!
私も脳の神経が焼き切れるんじゃないかと思いました。
去年まで地方組だったので全国握手会できてくれた子の握手に行ったくらいでしたが(しかも気まぐれと名高いあの子!笑)、その時でさえ可愛いなぁ意外としっかりしてるなぁという親目線に近い感覚で、この先も推しと間近に遭遇する機会はないと思っていたのです、が…
管理人さんのレポ読んだら行かなきゃ!いや義務感などではないこれはただ行きたいだけだ!と思わされてしまったじゃないですか。
ちょっと真剣に考えます…私みたいな人増えたと思いますよ!(笑)
ほんと、管理人さんは罪作りですよね。自分はさくらのしらべで一度握手してるので余裕で踏みとどまってます、今のところ…。
>
また陸続と川を渡ろうとする人が…(笑)
これが踏み外す道なのか?正しい導きなのか?
私にもよく分かりませんので滅多なことは言いませんが、
「15歳の小田ちゃんの手に触れられる機会は限られている」のは確かです。
>
いえ、小田ちゃんが魅力的すぎるのがいけないんです!
もう、後戻りはできないかもしれません。「賽は投げられた」?
いまさらに思い出したことが一つ。自分が管理人さんに優越しているのは、なんと自分は14歳のさくらちゃんと握手しているのです!
私の初握手の相手も小田ちゃんでした。
福○書店の握手会で、「初めて来ました」の一言しか用意していなかった私に、笑顔で「じゃあ、これからもっと、いっぱい会えるといいですね」と言ってくださり、くどぅ目当てだった私ですが、その瞬間から一発で小田ちゃん推しになりました。
羨ましい!!!